新人、若手に伝えたい事
今週のお題「#この1年の変化」として、様々な事を考察して記録してきた中から二つ目を上げようと思います。
自分が現在所属している組織には、毎年それなりの人数の若手が加入してくる。
と言っても、加入したばかりの若手が、直接自分の部下として来る事は少なく、直接的に指導したり、育成したりという機会はほとんどない。
ただ、加入して数年経験した後、直属の部下として来たり、同じ職場で働く部下として来る者もいる。
「最近の若いヤツらわ・・・」などというセリフは、自分が若い時から耳にしたものであるが、個人的には好きではない言葉(考え方)である。
理由は、個人個人それぞれに個性や思想があるのに、年代世代で一括りにするのはナンセンスだと思うからであり、自分自身、同年代同世代の人間と同じように見られたり、扱われたりする事に腹を立てていたと記憶している。
話を元に戻して、題に挙げた「新人、若手に伝えたい事」を綴ることとする。
① 信頼できる仲間を作ってください。
一緒に頑張ったり、辛い思いをしたり、励ましあったりして出来上がる信頼関係は一生モノです。この信頼関係は、全て自分の財産となり、将来的に自分を助けてくれる事があります。
② 挨拶は、大きな声で元気よく笑顔を添えて。
若手は元気で明るいことが絶対的に必要です。
大きな声で挨拶するだけで褒められる事もあります。また、そんな若手は失敗した時に助けてもらえます。
③ 人の嫌がる仕事こそ自ら進んで積極的に。
キツい、汚い、臭い、そんな仕事もありますが、誰かがやらなければならない仕事です。
そんな仕事を進んでやる若手は、確実に評価され、可愛がってもらえます。
また、キツい仕事の中に学びがあって成長する事ができます。
最初は、キツくても回数を重ねれば、キツいと思わないくらい慣れてきます。
④ 分からない事は素直に認めて、分かる人に聞き、同じ事は二度と聞かない。
若手なのだから、最初は分からない事だらけで当然です。
そんな時は、遠慮せず素直に年齢の近い先輩、直属の上司にドンドン聞きましょう。
そして、聞くからにはキチンと理解できるまで聞き、聞いた事は自分のモノにして二度と同じ質問はせず、逆に他の人に教えられるぐらいまで理解を深めましょう。
⑤ 無理をし過ぎない。仕事を抱え込み過ぎない。
仕事には、時に体力を必要とするものもあります。
そんな時に無理をし過ぎて、逆に長期間休まなければならなくなってしまったり、自分一人で抱え込んで悩み過ぎ、精神的に病んでしまえば、組織として一人分の力が減少してしまいます。
なので、体力的にキツい時、悩みを抱えてしまった時は、できるだけ早く誰かに相談しましょう。
また、何でも相談できる人を作っておく事も大切です。
と長くなりましたが、自分がこれまで仕事をしてきて、若手や新人にアドバイスしたい事を綴ってみました。